第3回「エッジの社会学―ソーシャル・ワイズの探究」研究会
●日時
2013年2月23日(土)13:00-15:00(予定)
●場所
関西学院大学上ケ原キャンパス第一教授研究館第一会議室
→http://bit.ly/cAM66c
●報告者
植田今日子氏(東北学院大学専任講師)
●概要
「エッジの社会学」研究会は、前回に引き続き、津波災害後の社会を考えるための公開研究会を行う。報告者の植田今日子氏はこれまで、社会学・文化人類学の立場から、過疎集落や災害被災集落の調査研究に従事してきた。 本報告では、2011年の東日本大震災によって存続の危機を迎えた宮城県気仙沼市の被災集落を事例とした調査報告を行う。その集落では、被災後極めて早い段階で生存した集落のメンバーによって、被災地区に再びコミュニティとして戻ることが決定された。明治、昭和の津波災害、およびチリ地震などこれまで周期的に津波の被害を受け続けてきた集落にとって、津波という災禍はどのような経験であったのか。「危険」とされる場所に再び戻ることが集落として決定されることはいかにして、どのような実践によって、可能になったのか。
本研究会は、東日本大震災から2年を迎えようとする今日、植田氏の報告から危機 (エッジの状況) に直面するコミュニティがいかに回復し、危機を乗り越えていくのだろうかという問題に迫ろうとするものである。
*本研究会は、関西学院大学先端社会研究所との共催となります。
*本研究会に関するお問い合わせは、kgu.socgp[アットマーク]gmail.com (フクダ)までお願いします。
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