第1回「エッジの社会学」研究会
―空間のエッジ、あるいは、エッジの空間における共在について―
●日時
2011年7月14日(木)18:00-20:00
●場所
神戸市立地域人材支援センター203会議室
JR新長田駅 南に徒歩15分程度 会場地図 → http://tinyurl.com/6z7blms
●話題提供
本岡拓哉氏(同志社大学人文科学研究所助教)
・・・論文に「戦後神戸市における不法占拠バラック街の消滅
過程とその背景」『人文地理』59(2)2007 など
中西雄二氏(関西学院大学文学研究科/大阪市立大学GCOE特別研究員)
・・・論文に「奄美出身者の定着過程と同郷者ネットワーク
――戦前期の神戸における同郷団体を事例として」『人文地理』59(2) 2007 など
野上恵美氏(神戸大学国際文化学研究科)
・・・論文に「在日ベトナム人宗教施設が持つ社会的意味に関する一考察
―カトリック教会と仏教寺院における活動の比較」『鶴山論叢』(10) 2010 など
山本晃輔氏(大阪大学人間科学研究科/日本学術振興会特別研究員)
・・・共同報告に「往還することと教育-日本とブラジルにおける生活史分析から」
『日本教育社会学会大会発表要旨集録』(61) 2009 など
芝野淳一氏(大阪大学人間科学研究科/大阪大学GCOE R.A.)
・・・論文に「ネオリベラリズムと多文化主義の『結びつき』とその『維持』に
関する試論―ボランタリーな支援活動に着目して―」『教育文化学年報』(5) 2010など
稲津秀樹氏(関西学院大学社会学研究科/日本学術振興会特別研究員)
・・・論文に「日系ペルー人の『監視の経験』のリアリティ― 〈転移〉する
空間の管理者に着目して―」『社会学評論』 61(1) 2010 など
●タイトル
まちかどの記憶/イメージへの介入
―共在の場としての〈ながた〉のフィールドマップを描く―
●概要
神戸・長田をめぐって想起される記憶/イメージとは何だろう。阪神淡路大震災、復興と再開発、鉄人28号像、下町・・・。この研究会では、朝鮮、奄美、ベトナム等からの移住者のように多様な背景をもつ人びとを引き寄せてきたフィールドとしての、〈ながた〉をめぐるもう一つの側面に着目する。つまり、神戸という空間のエッジにありながらもなお、周辺化されたエッジに共在して生きてきた人々の生活の実像をめぐる報告を通じて、共在の場としての〈ながた〉からみた、地域をめぐる記憶/イメージへの介入の在り方について考えてみたい。
*カルチュラル・タイフーン2011(7月23日-24日)応募企画のプレ報告会となります
*第9回共在の場を考える研究会との合同開催になります
*このHPをご覧になられた方の参加希望連絡は
・・・ kgu.socgp[アットマーク]gmail.com まで
*本研究会のフライヤーデータはこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿